会長挨拶

一般社団法人 横須賀市歯科医師会 会長 半澤 栄一

横須賀市歯科医師会会長 半澤栄一

一般社団法人横須賀市歯科医師会第57代会長に就任いたしました半澤栄一です。
どうぞよろしくお願いいたします。
横須賀市歯科医師会は、大正11年に創立され、令和4年12月に皆様のお蔭をもちまして創立100周年を迎え、次の100年に向けて歩み始めたところです。
横須賀市歯科医師会は、横須賀市・三浦市で開業する会員歯科医師で構成され、歯科医療関連事業はもとより、三浦半島地区の皆様のお口の健康維持と地域社会の公的な歯科保健・社会福祉の目的のため運営されています。
横須賀市歯科医師会は、横須賀市西逸見町の[横須賀口腔衛生センター]を拠点とし、行政とタイアップした休日急患歯科診療、在宅歯科医療連携室の運営、三浦半島地域障害者歯科診療、各種歯科検診(2歳6か月児歯科健康診査、歯周病検診、妊婦歯科検診、口腔がん検診)、学校歯科保健活動(学校歯科医)、災害対策事業を行っております。市内総合病院・横須賀市医師会、横須賀市薬剤師会ご協力のもと、医科歯科病診連携事業にも積極的に取り組んでおります。また、本会独自の保健事業(歯っぴい家族コンクール、高齢者よい歯のコンクール)等を行っております。詳しくは一般社団法人横須賀市歯科医師会ホームページをご覧いただき、在宅訪問歯科診療のご依頼や本会事業へのご質問等お気軽にお問い合わせください。

少子高齢化が進む我が国において、心身ともに自立し健康的に生活できる健康寿命の延伸が課題とされております。そこで近年、虫歯や歯周病の治療のみの治療中心型から、治療管理連携型への転換が歯科医療に求められています。口腔の健康と全身疾患との関係が取り上げられ「歯科健診を通じて口腔環境を良好に保てば、全身の健康維持につながる」ということで、国民皆歯科健診という概念が国の骨太の方針に取り上げられました。また、お口のフレイル(虚弱)が、全身のフレイルにつながるということでオーラルフレイルを予防、回復し、口腔機能の維持、改善を行うことが健康寿命の延伸にもつながります。横須賀市におきましても、「歯及び口腔の健康づくり推進条例」が令和2年に制定され、市が市民と歯科医療機関のパイプ役となり、各ライフステージに応じた取り組みを推進し、健康寿命の延伸を目的としています。
時の流れとともに、我々を取り巻く環境も目まぐるしく変化しますが、本会会員は迅速に対応し、地域住民の皆様に貢献できますよう日々研鑚いたしております。
人生100年時代を迎えた現在、誕生してから人生の幕を下ろされるまで、健康寿命の延伸のため、お口の健康を通してQOLの向上にお役に立てるように会員一同努力していく所存です。
今後とも、横須賀市歯科医師会をよろしくお願いいたします。